ワンピース展覧会『ONE PIECE EMOTION』に行ってきた!

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ワンピース展覧会『ONE PIECE EMOTION』に行ってきた!

最終更新日:2025.12.29

レビュー・レポート
ワンピース展覧会『ONE PIECE EMOTION』に行ってきた!

2025年11月8日〜30日まで大阪で開催された『ONE PIECE EMOTION』。
アニメ・ワンピースが歩んできた25年分の歴史を、貴重な資料と共に振り返っていける夢の展示会です。
会場内を進んでいくだけで、様々な思い出とワクワクが一気に溢れてきました。
そんな『ONE PIECE EMOTION』に、ワンピ歴15年の自分が参加してきた様子を紹介させていただきます!

野郎ども、出航〜~!!!

会場入り

まずは地下鉄でトレードセンター前駅に到着。
朝の心地良い風に背中を押され、会場へと足を運びます。

道中、『テキーラウルフ』があるかと思いましたが違いました笑

スマホの『ログポース』が指す方向へと進むと、いよいよ会場の入口が見えてきました。

チケット売り場の近くにはグッズの一覧が……!
ここにしかないグッズが目白押しで購買意欲をそそられます。『宝払い』で全部買いたいくらいです!


この中だとサウンドキーホルダーが気になりますね。『世界政府』に見つからないよう隠す必要はありそうですが笑

ここが真の入口!
思わず一緒に来た友人と『進水式』をやりたい気分になりましたが、当然ながら樽がないので断念。

進んでいくと我らが船医・チョッパーが出迎えてくれました!

いつもと絵柄が違いますが、こちら『CHOPPER’s』というプロジェクトのものらしいです。
現実世界にチョッパーがいたら?というIFの想定で色々な日常を見せてくれるそうです。
チョッパーファンは要注目ですね。
でもどの世界のチョッパーも可愛いのはズルい笑

等身大コーナー

チョッパーにお別れして進んでいくと、角を曲がった先にルフィがいました。
ニカッと笑う『ギア5(フィフス)』と『火拳銃(レッドホーク)』を構えるシリアスなルフィが対照的です。
ルフィを見ると、いよいよ本番……!とワクワクしてきます。

そしてすぐ近くには、等身大の『麦わらの一味』が勢揃いしております!!!
こうして見るとロビン以降の仲間達って全員高身長だなあ……。年長者としての貫禄を感じます。


ていうか、ジンベエでかすぎるって!!!
高身長キャラが多いワンピースですが、こうして目の当たりにするともう迫力がヤバいです。
敵だと恐ろしいけど、仲間だと頼もしいですね。

歴代名シーン

その隣には『東の海編』からの名シーンが額縁に飾られております。
全て一枚絵なのに、見ただけで台詞が自然と脳内再生されるのが凄いです。
どれも印象深いシーンですからね……。





この中でどれが1番好きか考えてみましたが、多すぎて決めるのが難しい……!!!
本当に強いて言うなら……シャンクスが麦わら帽子を預ける場面ですかねぇ……。
まだルフィというキャラを薄っすら知っている程度だった頃。
初めて原作の1話を読んで、麦わら帽子に込められたドラマを知った時は鳥肌が止まりませんでした。

そういう意味があったのか……!
シャンクスかっこよすぎだろ……!!
ていうか1話からめっちゃ面白いんだけど……!!!

……と。そんな思い出が蘇ってくるコーナーでした。

ワノ国

続いてワノ国編コーナーです。
ワノ国における『麦わらの一味』の設定画をじっくり確認できます。

ジンベエは任侠を意識したキャラだけあって、非常に様になっていてイイですね。

あと毎度の事ながらナミとロビンがセクシーで素晴らしいです。


一押しは断然ルフィですね。
シャンクスと同じ黒いコートを羽織っているのが激熱ポイントです。ルフィに四皇の風格が備わってきてる感じがして最高だなあ……。

そういえばワンピースっていつからか島ごとに服装を変えるようになったんですよね。
ワノ国は特に顕著で、潜入時なんかは名前もワノ国仕様に変わっていたのが面白かったです。
随分昔に見た『時代劇』風のテレビスペシャルを思い出しました。
あれも確かルフィの呼び方が違っていたような……。

ワノ国名シーン

次いでワノ国名シーン集。
劇中の一幕をアート風に飾っております!

ゾロvsキング等は螺旋のようになっていて『名シーンに囲まれる』という珍しい体験をする事になりました。これは一体ナニナニの実の能力だ……?

こうしてじっくり見れば、一瞬で流れる絵もきちんと1枚1枚絵力があって目を見張ります。プロの仕事ってすごいなあ……。

台本コーナー

すぐ近くにはワノ国編の台本が展示してありました。
なんとルフィ役の田中真弓さんの書き込み付きです!!!
アドリブ用の書き込み等もあり、田中さんのこだわりが伝わってくるようでした。

しかもこの台本で収録した音声をここで聴けるというサービス付き!!
いいんですか、聴いちゃって!!!
聴いちゃいますよ!!!

うおおお〜〜『一味』の声が鼓膜に染みるぅ〜〜〜っっっ!!!

冗談はさておき、1度台本を見てからヘッドフォンで聴くと、「あ、ここアドリブの所だ!」と新たな気づきがあって楽しかったです。
声優さん含め、製作陣のこだわり1つ1つが作品を生み出しているんだなと改めて実感しました。

ギア5

台本コーナーの次は、いよいよギア5ルフィの登場です。 

こうして見ると髪だけでなく、衣服も白に染まっているんだなあ。
黒ひげ、あるいは全身シルエットのイム様と対になっているのでしょうか。
まだ謎だらけですが、一目見ただけでその異質さが伝わってきます。

よく見ると眉毛の形とか『悪魔の実』の模様に似ているんですね。
ていうか麦わら帽子の紐そんなに分厚いんだ……。縄みたいになってます。まああんまり細いと戦闘時に破れてしまいますからね(あと破れないように分厚くした展示的都合もあるかも)

この後ワンピースのラフ原画を纏めた映像コーナーに案内していただきました。
撮影禁止エリアなので写真はありませんが、普段は見られないラフ画を見られたのが貴重でした。
1度見ると次の展示に進むので、脳に焼き付けたい場合は何度も訪れてみるのが良さそうです。

エッグヘッド

映像の余韻に浸っていると、いよいよエッグヘッドに突入です!

『麦わらの一味』や『ステラ』の設定画はもちろん、ルフィの服の展示もありました。




私がナミとロビンに釘付けになっている間、友人はルフィの服に大興奮でした。
デザインのベースは同じでも細かい所で差があるのが好きです。

奥に進むとベガパンクが歓迎してくれました。
ベガパンクもデカいなあ……。
あの長い舌とか私の腕と同じくらいあるんじゃないでしょうか。
あれで猫舌なのは色々不便そうですね……。

そして同じ空間にはセラフィムのS-スネークも!
褐色肌の幼少ハンコック。初めて見た時はあまりの可愛さに驚きましたが、実物を見ると思わずスマホを構えたまま石化してしまいました。

S-スネークの前で固まっていると、近くのスタッフさんが話しかけてくれました。
近くのQRコードを読み込んで撮影すると、面白い事が起こるそうです。
どれどれ……。
こ、これは……!

なんと画面にハートが大量表示され『メロメロ甘風(メロウ)』の写真が撮影できちゃいました!!!
こういうギミックは楽しいですね〜〜!

今ならハンコックからメロメロを受けたモモンガ中将の気持ちがわかります。私も剣があれば自分の手をぶっ刺していたでしょう。それ程の効力でした。

OPコーナー

石化を解いたところで、次はOPコーナー!
きただにひろしさんが歌うエッグヘッド編の主題歌、『あーーっす!』の絵が歌詞と共にズラリと並んでおります。
『あーーっす!』は90秒の映像に大量の小ネタが詰まっているので、こうしてじっくり確認できるのは楽しいです。
絵柄が変わっているのもポイント。


反対側には海賊達の手配書も!
改めて懸賞金を見ると初期とは比べ物にならない程インフレしてますね。



当時エースの懸賞金が5億5000万と判明した時は衝撃を受けましたが、ここまで来ると逆に冷静になります笑
これ程の大物揃いだと手配書を持ち帰るマニアとかワンピースの世界にいそうですね。
確かキャベンディッシュの手配書がファンに盗まれてる設定とかあったような……。

その少し先には映像コーナーもありました。
『あーーっす!』の曲をバックに最近のアニワンハイライトが怒涛の勢いで流れていきます。
どの戦闘シーンもたまりませんが、やはりルフィvsルッチが印象に残りました。
『エニエス・ロビー』での一騎打ちがセルフオマージュされてるのがお気に入りです。

コビーの『実直拳骨(オネスティインパクト)』も迫力あって素晴らしいですねー!
コビーの成長が半端ないです。

あとシャンクスの『神避(かむさり)』も外せません!
麦わら帽子だけでなく技もロジャーから受け継いでいるのがテンション上がります。
グリフォンの幻影は漫画にありませんでしたが、アニメならではの演出で格好良いです!
こういうオリジナル演出は見ていてワクワクするなあ……。

四皇コーナー

次に私を待ち構えていたのは、新世界を支配する4人の皇帝達――。
そう、四皇です!!!
ドン!!!

ここではシャンクス、バギー、黒ひげがメインで展示されていました。
まるで彼らの縄張りに踏み込んだかのような興奮と緊張が味わえます……!
この3人、それぞれ違った魅力があって好きだなあ。



この近くにはルフィの『夢の果て』をテーマとした映像が流れていました。
まだ『夢の果て』の詳細が不明なので何とも言えませんが、きっとこの映像を見返した時に感動するような何かなんだろうなあ……と今から期待を膨らませておきます!

巨人族コーナー

無事四皇の縄張りを抜け出すと、そこにはなんとドリーとブロギーが……!

デッッッッッカ!!!

これも等身大でしょうか……。
当たり前ですが大きさヤバいです。
このスケールの海賊達が暴れ回っていたと考えると、当時の海兵達の絶望感は凄まじかっただろうなあ……。
作中の描写的に巨人族にそこまで強いイメージはないのですが、こうして目の当たりにすると勝てるビジョンが浮かびません。
『世界政府』が戦力に欲するのも今なら理解できる気がします。

近くで呆気に取られているとスタッフさんが話しかけてくださったので、友人も含めてドリー達と集合写真を撮っていただきました!
ありがとうございます!

グッズコーナー

ドリー達に別れを告げると、なんとそこにはグッズコーナーが!
え、もうゴール!?
楽しい時間が過ぎるのは早いと言いますが、本当にあっという間でした。
しかも格好良いフィギュアまで置いてあります。
ここまでワンピースに浸ると買いたくなっちゃうなあ〜〜!

フィギュアの隣では、ワンピースのパンツが売られていました。
主要キャラだけかと思いきや、意外なサブキャラまで用意されています。ラインナップすごい……。


しかも五老星のパンツまであります。
マジっすか……。
数あるワンピキャラの中で五老星のパンツを穿いてる猛者に出会ったら、流石に私も跪かざるを得ないかもしれません。

五老星がいるという事は、もしかして『あの方』も……?
いやいやまさか、『あの方』が表舞台に出てくるはずが……。

いたーーーーー!!!!
イム様普通にいたー!!!!
まさか素顔が判明する前にパンツになられるとは……。イム様、意外とこういうのに乗り気なタイプなんですね。

しかも売り切れなんかーーい!
まさかのまさか、この中でイム様が断トツ人気でした。
まあインパクトすごいからなあ……。
もう五老星の衝撃もすっかりイム様に塗り替えられてしまいました。
流石『虚(から)の玉座』にお掛けになる方は一味違います。

次の冒険へ

いやー楽しかった!
原作やアニメを見るのもいいですが、こういうイベントに参加するのも違った体験ができて面白いです!
普段から何気なく見ていた作品だけど、そこには多くの方々の愛やこだわりが詰まっていたんですね……。

25年続いたアニメ・ワンピースの歴史。
その長い時間を短時間で味わうなんて、そんな贅沢が許されるんでしょうか。
そんな想いに浸りながら会場を後にすると、夕日に染まった港が見えました。
ワンピースを全身に浴びたからか、この瞬間は不思議と海に心惹かれてしまいました。

この景色を眺めていると、アニメ・ワンピースの初代ED『Memories』を思い出します。
冒険の終わりという感じがして、胸の奥に込み上げてくるものがありましたが、最後は楽しい気持ちでいたいので友人と笑って帰路につきました。

これから先、ワンピースが何年続くかはわかりませんが、きっと何歳になっても追い続けているんだろうなあと、今回の展示会を経て思いました。

まとめ

アニメ・ワンピースの歴史を思い出と共に振り返る事ができる『ONE PIECE EMOTION』。
360度ワンピースに囲まれた空間で最高に楽しかったです!
展示自体も色々な種類があって見応え抜群でした!
次もこういうイベントがあれば参加してみたいです。その頃はもう30周年かなあ……笑

物語の方も最終章という事で、ワンピースの荒波に吹き飛ばされないようシートベルトを締めて楽しんでいきます!
それではまた次の島で!

ワンピースフィギュアは大人気

世界的超大作のワンピースは当然フィギュアも大人気!
キャラクターを1/8スケールで表現した『P.O.Pシリーズ』や、周囲の炎や煙などをエフェクトパーツで再現した『フィギュアーツZERO』、一番くじのフィギュアなどは高評価です。
主人公のルフィはもちろん、人気キャラのエースハンコック、あるいはマニアしか知らないサブキャラなども大歓迎!

売却をお考えのワンピースフィギュアは『フィギュア買取ネット』にお送りください。

\ この記事を書いた人 /

南海斗

南海斗【ライター】

漫画/アニメ/映画/小説/色々楽しんでいるオタクです。趣味で小説を書いています。

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