最終更新日:2024.09.02
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2024年8月13日〜9月1日まで開催される「ゴジラ博in東京ミッドタウン日比谷」に、フィギュア買取ネットコラム担当タカハラが実際に行ってきました!
1954年に公開された1作目『ゴジラ』からの70周年を記念した一大イベント!
貴重な撮影用着ぐるみやプロップの数々が間近で見られるとのことで、ゴジラファンのタカハラはいてもたってもいられず、日比谷に駆けつけました。
目次
日比谷の会場へ!
有楽町駅です!
ミッドタウン日比谷は有楽町、日比谷、銀座の3駅なら歩いていける距離にあります。
会場の東京ミッドタウン日比谷。
4FにはTOHOシネマズ日比谷が入っているのでタカハラもよく訪れます。
また、すぐ近くには東宝の本社が!まさにお膝元です。
こちらのシン・ゴジラ像も有名なスポットです。
日比谷は街全体がゴジラに溢れてて、訪れるたびに幸せな気持ちになります・・・。
気を取り直して、ミッドタウンにIN。
6Fまで上ってチケットを渡し、奥に進むと・・・?
初代・昭和コーナー
いきなり初代の復元スーツが鎮座マシマシ!!!最高!!!
特に54年版が好きなタカハラにはたまりません。
映像系の展示以外は全て撮影OKなのでバシャバシャ撮りまくります!
(もちろん周りの方への配慮も忘れずに)
当然触れるのはNGですがここまで近づけちゃう距離!
もう二度とないのでは???
いやあ〜・・・、嘆息するほかありません。
復元スーツなので当時の傷などは残っていませんが、息遣いを感じられるほどの存在感。
鋭い眼光、火傷によるケロイドを表現した肌の質感、憎しみ溢れる表情、改めて凄まじい造形だと確認しました。
背面からもバッチリです。背びれも美しい・・・!!!
プロップもたくさん展示されています。
こちらは終盤で芹沢博士(平田昭彦)が使用する「オキシジェン・デストロイヤー」の実物。
あわせて潜水服の一部も展示されています。
電車のミニチュアです。
もう初代の展示だけで一日潰せそうな感じですが、まだまだ続きます!
平成・VS・ミレニアムコーナー
こちらは1984年版「ゴジラ」で使用された「サイボットゴジラ」!!
全長5mもあるアニマトロニクスだったそうです。
むきだしの骨格のようで、着ぐるみとは違う迫力・・・。
こちらは「ゴジラVSデストロイア」の撮影用スーツ。
めちゃくちゃデカいです・・・!初代より30cmくらい大きく感じました。
体も筋肉質になっていて、非常にマッシブな印象を受けます。
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の撮影用スーツ。
こちらはさらにデカい!!!このサイズでも目の前に現れたらひとたまりもなさそう・・・。
特徴的な白眼。
戦没者の残留思念が実体化したという設定です。
「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の通称「ギラゴジ」と「ゴジラ×メカゴジラ」、「ゴジラ FINAL WARS」のスーツ。
前作の「ミレゴジ」とよく似ている「ギラゴジ」ですが、見分け方は歯に縦線が入ってるかどうかなんですね。知らなんだ・・・。
こういう小さなキズを見つけると「本物だあ〜〜!」って嬉しくなりますよね♪
シン・アニメ版・ハリウッド版コーナー
こちらは「シン・ゴジラ」、アニメ版、ハリウッド版のスペース。
「シン・ゴジラ」も大好きな作品です。
スーツではなく立像ですが迫力は抜群!
禍々しい尻尾も至近距離で確認できます。
アニゴジ!全身に走る筋肉のスジ。
「異形」感が凄いです・・・。
こちらはKOM(キング・オブ・モンスターズ)版なので「ドハゴジ」ですね。
独特のプロポーションです。
「ゴジラ×コング」などモンスターヴァースもどんどん拡大中で楽しみ!
メカゴジラ・キングギドラコーナー
50周年を迎えるメカゴジラ、60周年のキングギドラにフィーチャーしたコーナーも!
こちらは「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の3式機龍 改の撮影用スーツ。
細部までメカメカしくて最高!面構えも凛々しい・・・。
「モスラ3 キングギドラ来襲」のキングギドラ実物!
着ぐるみではなくワイヤーを用いて「操演」するためのものです。
ゴジラとはまた違った不気味さがありますね。
ゴジラ -1.0(マイナスワン)特設コーナー
いよいよ大詰め!山崎貴監督による最新作「ゴジラ -1.0(マイナスワン)」のコーナーです。
第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したのも記憶に新しいですね。
巨大な宣伝用スタチューと超精巧なジオラマセットがお出迎えです!
戦後まもなくを舞台に銀座の街を蹂躙するゴジラ。
シリーズ屈指の凶悪な表情です・・・!
ここまでの展示で歴代のゴジラを見てからだと、ボリューミーな部分とスタイリッシュな部分がバランス良く共存している、非常に優れたデザインだったんだなと再認識しました。
ミニチュアもめちゃくちゃ細かく作られているので足元から撮るだけでもこんなに迫力が・・・!
さらに自分のスマホを設置して映画さながらの動画撮影ができる仕掛けまで!
粋な展示です。
撮影で使われたプロップも展示されていました。
第二復員局の看板と、映画のキモとなる「海神作戦(わだつみさくせん)」の実験模型です。
マイナスワンの世界にどっぷり浸れる素晴らしい展示でした・・・!
グッズ売り場
展示を出るとそこはグッズ売り場!限定品も多く盛況です。
プライム1スタジオの全高70cmもある「アルティメットジオラママスターライン」やバンダイの「S.H.モンスターアーツ」、CCPのソフビなど多彩なグッズが揃っています。次から次へと目移りしてしまいますね・・・。
まとめ
「ゴジラ博in東京ミッドタウン日比谷」は近年稀に見る素晴らしいイベントでした!
展示との距離の近さ、物量、来場者を楽しませてくれる仕掛け、豊富なグッズ、どれをとっても申し分なし!
9/1までですが今からでも遅くありません。日比谷へダッシュ!!!
以上、こういうフォトスポットで誰かに声をかけて写真を撮ってもらう勇気のないタカハラのレポートでした!
【ゴジラ博in東京ミッドタウン日比谷】
https://www.godzilla-tokusatsu.com/
《開催期間》
2024年8月13日(火)~9月1日(日)
10:00~19:00(最終入場18:00)
《会場》
東京ミッドタウン日比谷 6F BASEQ HALL
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おまけ:GODZILLA THE ART by PARCO vol.3
実はタカハラは渋谷GALLERY X BY PARCOで行われていた「GODZILLA THE ART by PARCO vol.3」にも訪れていました。
小さい展示だったので量は少なめですが、おまけとしてレポートしておきます。
入り口です。
ゴジラをモチーフとしたアートの鑑賞は初めてです。
撮影禁止の作品が多かったのでこちらの撮影用スーツの写真のみです。
詳細は記述なかったのですが、先ほどの「歯に縦線」の情報から考えて、ギラゴジのようです。
アート作品の方は、ゴジラの雛形をモチーフにしたものや、過去作のフッテージをコラージュで再構成したものなど、映像作品とは異なる文脈の手法が用いられていて新鮮でした。
こちらがお目当ての限定ソフビ「ゴジラ(1954)雛形」です。
恐怖の原型となる「原爆のキノコ雲」に完成形の初代よりも近い気がする一方、どことなく愛くるしさも感じるという、奇妙なデザインに惹かれました。
背中側はこんな感じ。
ゴジラの原点とも言えるこのソフビを部屋に置いておくだけで、初代ゴジラの制作に関わった人たちや、この原型を作った利光貞三の仕事に思いを馳せることができます。大満足です。
\ この記事を書いた人 /
タカハラシューサク【ライター】
フィギュア買取ネットコラム担当。映画レビューや関東で行われているイベントのレポを執筆します。
週1で映画を2〜3本ハシゴする映画好きです。ジャンル問わず何でも見ます!