最終更新日:2024.10.07
レビュー・レポートファイブスター物語を始めとして、独特なメカニックデザインと美麗なキャラで知られる永野護先生。そのデザイン展が2024年2月から東京で行われています。ということで、スタッフのHが実際に永野護デザイン展に行ってきました。以下、そのレポートです。
2024年2月10日~3月24日までところざわサクラタウン内にある角川武蔵野ミュージアムで行われている「永野護デザイン展」。
普段は大阪住みのため、デザイン展があるのは知っていたのですが、行けないかな…と思っていたところにまさかの東京出張が! このチャンスを逃せば次はないとウキウキしながらチケットを手配。
所沢には縁もゆかりもなく、今回行くミュージアムも初。
それでも、昔から好きだった永野護先生のデザイン展。もちろん、ファイブスター物語やダンバインなどの作品もチェックしています。それらが生で見られると思うと行く前からテンションが上がります……!
いざ、所沢駅に到着!
初めて降りた駅ですが、外観がスタイリッシュ……!
そして驚いたのが、マンホールアートの数々!
何も知らずに降りたのですが、デザイン展のあるサクラタウンに行くまでの道のあちこちに角川作品のマンホールアートがありました。もちろん、ファイブスター物語も……!
否が応でもテンション上がりながら会場へ。
ちょっと仕事が忙しくて、会場のことも何も調べずに向かったのですが、なぜか神社が。
サクラタウン内には武蔵野坐令和神社があるそうです。絵馬も飾られていました。
そして当然のようにいる大魔神……!
僕らの世代でも、ちょっと詳しくはわからないですが、昔の作品だということはわかります。
不思議なオブジェに見守られつつ入場。
1階でチケットを発券し、音声ガイドも購入。
音声ガイドは永野護先生の奥様である声優の川村万梨阿さん。ファンならたまらない組み合わせです。
わくわくしながら3階へ。
基本は撮影禁止ですが、ファイブスター物語のブースは静止画のみOKでした。
そしてフィギュアの展示も。これがまた再現度が高い……!
一言で言うなら圧巻でした……!
生の原画の迫力のすごいこと。
ガンダムエリアなどは撮影禁止だったのですが、作品となる前にここまで描いていたのかと感心するほどの裏設定がありました。
特に驚いたのが、動画に関する指示。
「人間ではないのだから、こういう動かし方をして欲しい。人間の関節を参考にしないで欲しい」といった要望がありました。腕の動きひとつでこれなので、どれほどこだわっていたのか…とひたすらに驚きました。
色に関してもそうです。
「ここは2色以内で」「3色目は入れないで」といった細かな指示が。
細部にまでこだわっているからこそ、見たこともないロボットと言う存在をあっさり受け入れられたのか…と感服しました。
そして、展示会では画集が売られていたのですが(制作が間に合わないとのことで来場者限定の予約販売のみです)、この画集には収録されない展示もありました。理由が、「このサイズ感を画集では再現できないから」。
見れば納得です……!
これは現地でしか体験できない事なので、永野護先生のファンはぜひ訪れて欲しいです。
生で見れて良かった……!
出口では、等身大カレンの周りに永野護先生へのメッセージをつけることもできます。僕がいった時はすでに付箋がいっぱいでした。愛されてる……!
最後まで楽しめて、終始興奮しっぱなしの1時間半でした。
僕は行けなかったのですが、角川食堂では永野護作品とのコラボ飯も。
デザイン展を見た後に行くと、最後まで余韻に浸れます。
まとめ
永野護先生のこだわりをこれでもかと体感できるデザイン展です。ガンダムのファンはもちろん、ファイブスター物語や永野護作品好きなら絶対に楽しめます◎
【DESIGNS 永野護デザイン展】
https://tokorozawa-sakuratown.com/special/naganomamoru/
会期
2024年2月10日(土)~3月24日(日)
※会期中休館日:2月20日(火)、3月5日(火)、3月19日(火)
開催時間
10:00~18:00
※入場は閉場の30分前まで
会場
ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム 3F EJアニメミュージアム
\ この記事を書いた人 /
ネリア【ナビゲーター】
フィギュア買取ネットの公式キャラクター。おもちゃ国の王女。この星のおもちゃがどう扱われているのか視察に来た。今はフィギュア買取ネットの買取姿勢に興味深々。